頑張ってる！ANAホールディングス
新型コロナウイルスによって厳しい経営状況が続いている航空業界です。
ANAはよく使いますのでお世話になっております（最近は少なくなりましたが）。2021年3月期第3四半期(3Q)決算が発表されました。ここ数年は毎期売上が1.7兆円～2.0兆円、営業利益600億円～1,600億円を稼いでいました。それが、今期は売上7,400億円、営業利益▲5,050億円(連結業績予想より)になる見込みです。3Q累計で5,276億円(67％減)、営業利益▲3,624億円でした。
これを家計(よくあるパターンですが)にすると、年収500万円(≒2兆円)で、毎年41万円の黒字、貯金が年27万円できていたのですが、コロナで今年は年収185万円(63％減)、126万円の大赤字になりそう、ということです。また、総資産が670万円でそのうち借金が197万円あったのが、総資産は823万円(1.2倍)に増えたけど、借金は422万円(2.1倍)にもなっています。使わない資産の一部(≒航空機等)を減らし、生活費のため必要な借金(≒負債)を増やして、資産全体と家計の見直しを図っています。ご主人の収入(≒旅客輸送)は大きく減ったけど、奥様の収入(≒貨物輸送)が増えたので、全部悪い訳ではなく夫婦一緒に頑張っています。
Afterコロナでは航空需要は減ると言う方もいます。ビジネス需要は出張(特に海外出張)が減るかもしれませんが、飛行機に乗るのは楽しいじゃないですか。リフレッシュしたい時や新しいことにチャレンジする時など変化するタイミングには移動が伴うことが多いと思います。その最たるものが飛行機だと思います。この時期の飛行機での移動は不要不急かもしれませんが、この先もずっと不要ではないです。絶対に必要なものです。(コロナ関係なく)何年も海外旅行に行けていませんので、コロナが落ち着いたらまた行こうと思っています。
今回はANAホールディングスでしたが、JALも大変な状況で頑張っています。航空業界の回復はコロナを克服したかどうかのベンチマークになると思います。2021年3月期決算を引き続き注目していきます。
今は感染拡大を防ぐためできることをちゃんとやって、また飛行機に乗っていろんなところに行ける普通の日々が少しでも早く来ることを期待するだけです。
簡易的に説明していますので意味が間違っていたらご容赦ください。利益率やB/Sへの影響、CFの変化について触れていませんので本決算で書こうと思います。
こちら↓を参考にしました。ANAHDのHPも参考にしました。
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