コロナウイルスより深刻「自殺増加」
11年ぶりの増加
2万1081人・・・
リーマンショックの2009年以来、11年ぶりに増加してしまいました。
- 自殺者数・・・2万1081人(2020年)
コロナで大変な状況ではありますが、亡くなる人数はコロナより圧倒的に多いのです。
- コロナ死亡者数・・・8,632人(3/16現在)
- 自殺者数/コロナ死亡者数=2.44(倍)
新型コロナウイルスにより、生活や将来に不安が増したことも要因の一つになっていると思われます。
コロナ対応も大切ですが、自粛や制限が長引くほど、増えるほど、経済的精神的な不安は大きくなってきますので、感染拡大という狭い視野だけで考えることがないように政策を進めてもらいたいと思います。
さらに深刻なのがこちらです。
小中高生は499人、未成年は777人
大人だけでなく、小中高生、未成年も増加しています。
学業や将来の不安から死を選んでしまう子どもが増えてしまいました。
不安や心配事があっても、家族で話をする機会があったら違う結果になっていたかもしれません。親も子も家にいる時間が多かったので、今までよりは顔を合わせる機会は多かったはずですが、それでもこのような結果になっています。
子どもを助けられなかった大人(親)が悪い訳ではありません。コロナの影響で大人も不安がいっぱいです。子どもを助けられる余裕がなかったのかもしれません。ただ、子どもを守るのは大人の義務です。
2020年は夏休み明けの8月が昨年の2倍でした。
未成年者の自殺者数は全体が減少傾向にある中で増加を続けています。
(日経新聞より)
接待、接待と騒いでいる政治家の皆さんとマスコミの皆さんには、どうすればこの数字が減っていくのかを真剣に考えていただきたいと思います。
ご購読ありがとうございました。