【投資シリーズⅠ】投資の超大原則
これから投資(資産形成・資産運用)を始める方、すでに始めている方もいらっしゃると思いますので、自分の経験から投資について書いていこうと思います。
不定期更新です。
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投資をするにあたって、いろいろ考えることはあると思います。
何に投資するとか、どれくらい投資するとか、悩むことはたくさんありますが、それ以前の大事なお話です。
投資をするための超大原則はこれ一つです。
誰が得するか? 損するか?
誰が得したか? 損したか?
以上です。
これだけではあまりにも手抜きですので、詳しく書いていきます。
投資には損得(損益)が必ずあることは理解されていると思いますが、それを「誰が」で考えてください。
得した時は、あー良かったでいいのかもしれませんが、損した時は落ち込んだり、怒ったりする前に考えたほうがいいです。
知り合いに勧められたから買った、ネットでいいと書いてあったから買った、だけど損したからもう投資はしたくない、信用できない、と思ったことがある方、話を聞いたことがある方もいると思います。いろいろな意見を聞いて投資することは大切ですが、損得の結果とは無関係です。
そもそも知り合いも、ネットも、得もしないし損もしない立場です。損得に関係ない立場の意見は参考でしかありません。
大事な大事な資産を損得に関係ない人に委ねてはいけないのです。
さらに言えば、その投資で得することがない立場の人に損した責任を転嫁してもいけません。(可哀そうです)
〇〇億円儲かった!という本
投資について本で学ぼうと書店をのぞいてみると、選びきれないほどたくさんの本が並んでいます。”〇〇億円儲かった”、”たったこれだけで儲かった”、等々の気になるタイトル、手に取りたくなるタイトルがずら~っと並んでいます。
そこで先ほどの超大原則を思い出してください。
皆さんがこのような本を買って、それを信じて投資を始めた場合・・・
誰が得したか? ⇒(本が売れて)本を書いた人/投資をした方
誰が損したか? ⇒投資をした方
これで分かると思いますが、本を書いた人は損しません。
損しない立場の人に大事な資産を委ねてはいけません。
知識を身に付けるのであれば投資関連本は参考になりますが、信頼するものではありません。信頼するのは投資をする自分だけです。
金融商品を勧めてくる立場の人も同様です。勧めるメリットがあるから勧めてきます。
自己責任の本当の意味
「自己責任が原則」とよく言われます。「損した結果は自分のせい」と理解されている方が非常に多いと思います。
正しくは、投資を始めようと考えて、投資に関する行動を起こして、商品を考えて、投資を決断して、資金を投入して、結果的に損した、というすべてのことが自己の責任において行われたという意味です。
結果だけではないのです。そのプロセス(投資判断)も含めて自己責任なのです。
責任もってできないのであれば、投資はしないほうが良いです。
プロセスも含めて全てにおいて自己責任だからこそ、得した分(利益)が投資した方のものになるのです。
リスクとリターンの関係もこの自己責任が根底にあります。これについてはまたどこかで書いていこうと思います。
ご購読ありがとうございました。
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