ワクチンを打つか打たないか論争
ワクチンは打つべきでしょうか?
新型コロナウイルスワクチンが日本に到着し、承認されます。医療従事者、高齢者・基礎疾患のある方の順に接種が始まります。ワクチン接種については、いろいろな情報があり打つか打たないかの話になっている報道もあります。
1.報道の姿勢
こんなに副反応があったから慎重になるべきだ、最初に打つ人は実験台だ、医療従事者でも打ちたくない人が多いのではないか、同調圧力があるから仕方なく打つのではないか、等々の余計なお世話でしかない報道が多いように感じます。
2.打つ?打たない?
そもそも打つか打たないかという報道がおかしいように思います。 打つかどうかは個人の責任(自己責任)であり、報道する側はその判断材料を正確に提供をすればいいだけであって、打つべきか、打たざるべきかということまで踏み込む必要は無いと思います。
3.自己責任
踏み込んだ報道、偏った報道は自己責任の理解が弱い日本人には印象操作になるのではないでしょうか。自己責任を理解していないことは直さないといけないですが、批判や否定をするだけの報道であればこういう状況には悪影響でしかありません。
今まで誰も経験したことない状況になっているので、それに唯一の正解を求めることが危険です。
4.選択肢は3つしかない
A) 新型コロナウイルスのリスクを減らしたいから打つ
≒副反応リスクを選択
B) 10万人に数人~十数人の副反応が心配だから打たない
≒新型コロナリスクを選択
C) 分からないからしばらく様子見て判断する
≒とりあえず新型コロナリスクを選択
この3つしか選択肢はなくて、それを一人一人が自分で判断して答えを出すことになります。医者が言ったから、テレビで言っていたから、友人が言っていたから等は判断材料になりません。また結果が想定している通りになるとは限りません。
5.Afterコロナ
自分の頭で考えないことがどれだけ危険かは過去の震災や事件で何度も経験してきたのですが、なかなか変われないものです。
震災10年目にして余震も起こっています。相変わらず報道は被害が出た映像を放送していますが、それではSNSと変わりません。ツイッター等にはたくさん被害の情報があります。報道する側は今後どうしたらいいのか、どんなリスクがあるのかを中心に報道してもらいたいものです。ANNの報道ステーション(2/14放送)では「東日本大震災の時に崩れなかった建物にも今回は被害が出ており、地震の大きさを物語っています・・・」と言っていましたが、報道機関とは思えない思考です。大震災に耐えてさらに10年経過している建物に影響が出ないほうが稀だと思います。
おそらくワクチン接種した後に感染した方がいたり、重度の副反応が出たら騒ぐ人、騒ぐマスコミはいると思います。結局〇か×か、白か黒かでしか判断できない方がいるのでしょう。残念ながら・・・。
いろいろな局面で今までと同じ考え方では対応できなくなっています。どうなってほしいか、どうありたいかという本質的なことをしっかりした基準に置いて判断をしていくべきだと改めて思います。コロナを克服していく途中でいろいろな問題点が分かるように(バレるように)なってしまいました。Afterコロナはその問題点を解消した先にあります。
Withコロナでなく、Afterコロナの世界が一日も早く訪れることを待つばかりです。
ご購読ありがとうございました。